箱根旅行の計画を立てている皆さん、こんにちは!温泉にゆっくり浸かった後の、最高に美味しい食事。それこそが旅の満足度を決定づける、と言っても過言ではありません。
箱根強羅エリアには、温泉だけでなく知る人ぞ知る絶品グルメスポットが隠されています。今回はその中でも、私が特におすすめしたい本格炭火焼鳥店「やきとり家 だいご匠」をご紹介します。
このお店の魅力は、定番の串はもちろん、一般的な焼鳥店ではあまり見かけない「通好みの部位」を、最高の状態で味わえること。店に足を踏み入れた瞬間から漂う紀州備長炭の香ばしい香りに、これから始まる食体験への期待が膨らみます。
今回は、箱根強羅で唯一無二の焼鳥体験ができる「やきとり家 だいご匠」の魅力を、そのこだわりと味わうべき逸品から、たっぷりとお伝えします。
箱根強羅で出会う匠の技。一本の焼鳥に込められたこだわり
強羅の静かな夜、ふと漂ってくる香ばしい匂いに誘われる。そんな心惹かれる体験が「やきとり家 だいご匠」にはあります。カウンターの向こうで繰り広げられる職人の真剣な眼差しと、炭火の上でじっくりと焼かれる鶏肉の音。ここでは、単なる食事ではない、五感で楽しむ食体験が待っています。
紀州備長炭が引き出す、鶏本来の旨味
「だいご匠」の焼鳥の味の核となるのが、最高級の紀州備長炭。高い火力と遠赤外線効果で、鶏肉の表面を瞬時に焼き固め、旨味を中にぎゅっと閉じ込めます。うちわ一つで巧みに火力を操り、一本一本の串が最も美味しい瞬間を見極める。その熟練の技こそが、外はカリッと香ばしく、中は驚くほどジューシーという理想の焼き上がりを実現するのです。
厳選された国産鶏を、丁寧に味わい尽くす
主役となる鶏肉は、もちろん厳選された国産鶏。その日の朝に仕入れた新鮮な鶏を、職人が店で丁寧に捌きます。ももやねぎまといった王道の部位はもちろんのこと、「せせり(首肉)」や「ぼんじり(尾の身)」、「やげん軟骨」など、一羽から少量しか取れない、通好みの部位を味わえるのがこの店の真骨頂。鶏の全てを知り尽くした職人だからこそ提供できる、奥深い焼鳥の世界がここにあります。
プロが選ぶ!「やきとり家 だいご匠」で絶対に外せない絶品焼鳥5選
数あるメニューの中でも、これだけは食べてほしい!という珠玉の5本を厳選してご紹介します。
- 名物 つくね まず頼むべきは、この店の顔とも言える「つくね」。軟骨のコリコリとした食感を絶妙なアクセントに、ふっくらと練り上げられています。口に入れた瞬間に広がる鶏の旨味と、溢れ出す肉汁はまさに絶品。濃厚な卵黄を絡めていただく「月見」スタイルもおすすめです。
- せせり 首の周りのよく動く筋肉の部位で、引き締まった食感と濃厚な旨味が特徴。噛むほどに肉汁が溢れ出し、鶏肉本来の力強い味わいを堪能できます。「通好み」の部位を試したいなら、まずはこちらから。
- はつ 新鮮さが命の「はつ(心臓)」。丁寧な下処理により臭みは一切なく、プリッとした弾けるような食感が楽しめます。シンプルに塩でいただくことで、素材の良さが際立ちます。
- ぼんじり 鶏の尾の付け根の部分で、脂が乗って非常にジューシー。炭火で余分な脂を落とし、旨味だけを凝縮させて焼き上げます。口の中でとろけるような食感は、一度食べたらやみつきになること間違いなし。
- やげん軟骨 胸の先にある比較的柔らかい軟骨。コリコリとした軽快な食感と、周りに付いた肉のジューシーさが同時に楽しめます。お酒のつまみにも最適な一品です。
旅の思い出に残る一品を。強羅の夜を最高に楽しむために
「やきとり家 だいご匠」での時間を、さらに特別なものにするためのヒントをいくつかご紹介します。
カウンター席で職人技を堪能する
予約の際に可能であれば、カウンター席をお願いしてみましょう。目の前で繰り広げられる職人の無駄のない手さばき、炭の香り、焼き上がる音…そのすべてがライブパフォーマンスとなり、食事を「体験」へと昇華させてくれます。
神奈川の地酒とのペアリング
店内には、神奈川の地酒をはじめ、焼鳥との相性を考え抜かれたお酒が揃っています。どのお酒がどの串に合うか、お店の方に尋ねてみるのも一興。地元のお酒と食のマリアージュは、旅の最高の思い出になるはずです。
訪問前の予約がおすすめ
洗練された空間で、席数も限られているため、特に週末や観光シーズンは予約をしてからの訪問が賢明です。大切な旅行のディナーを確実に楽しむために、事前の計画をおすすめします。
箱根強羅の夜、温泉で癒された後に待っているのは、職人の情熱と技が注ぎ込まれた、心から満たされる食の時間。定番の箱根旅行に、「本物の味を知る」という特別な一ページを加えてみてはいかがでしょうか。。

美味しさを全てのお客様へ 焼き師の熟年技とこだわりのお酒で唯一のひと時を
やきとり家 だいご匠 箱根強羅
四季折々の景観の居酒屋で焼き職人の絶品を味わえる

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