箱根強羅 究極の炭火焼鳥探訪 – 温泉街で出会う、魂を揺さぶる名店の逸品

箱根強羅の夜、本当に美味しい焼鳥に出会う旅へ。温泉だけじゃない、食通も唸る名店リスト。

はじめに – “空振りゼロ”の焼鳥体験をあなたに

箱根強羅といえば温泉地として名高いですが、夜に営業している飲食店は意外と少ないのが現状です。「せっかく来たのに閉まっていた」「ネットの情報が古くて当てにならない」といった残念な経験をされた方もいるのではないでしょうか。

この記事では、そんな悩みを解消すべく、実際に現在営業している焼鳥の名店7軒を厳選。すべて最新の取材と公開情報を基に、自信を持っておすすめできるお店だけをまとめました。温泉で火照った体を、極上の一串で癒したい──そんなあなたのための、永久保存版リストです。

---

1. 強羅の本丸「やきとり家 だいご匠」 – 匠の技が光る王道の一本

強羅で焼鳥を語るなら、まずこの店は外せません。紀州備長炭でじっくり焼き上げる地養鶏は、まさに絶品です。

• 場所・基本情報：
  • 強羅駅 一般通路口から徒歩3分
  • 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1304-70
  • 営業時間：17:30～22:00
  • 定休日：不定休
  • 席数：25席（全席禁煙）
  • 推しポイント：
  • 外パリ中ジュワの地養鶏: 紀州備長炭の高温で一気に焼き上げ、旨味を凝縮。
  • 秘伝タレ×粗塩の二刀流: 素材の味を引き立てる、計算し尽くされた味付け。
  • 「おまかせ8本セット」（2,800円）: 人気部位を余すところなく堪能できる看板メニュー。
  • 名脇役も充実: じっくり煮込まれた「煮込み」（550円）と、箱根の地酒「箱根山」の組み合わせは、炭の香りを一層引き立てます。
  • 参考：公式サイト
• 店主の言葉： 「焼き師歴20年以上。“焦げ目3秒前”が一番旨い」

---

2. 深夜まで語れる隠れ家「駒（Koma）」 – 19時開店の大人時間

強羅の夜をもう少し楽しみたい、そんな時に頼りになるのが「駒」。落ち着いた雰囲気で、じっくりと焼鳥とお酒を味わえます。

• 場所・基本情報：
  • 強羅駅から徒歩5分
  • 営業時間：19:00～24:00
  • 定休日：月曜日
  • 席数：カウンター7席、座敷16席（計23席）
  • 予算目安：2,000～3,000円
  • 推しポイント：
  • 黒七味がアクセント「ささみ山葵」: ピリリとした刺激がたまらない、お酒が進む一品。
  • ふわとろ「出汁巻玉子」: 焼鳥の合間の箸休めに最適。優しい出汁の風味が口に広がります。
  • 遅い時間でも安心: 深夜24時まで営業しているので、二軒目利用にもぴったり。
  • 注意点: 仕込み量が少ないため、人気串は売り切れ御免。確実に味わいたいなら早めの来店、二次会なら21時以降がおすすめです。
  • 参考：楽天ぐるなび

---

3. 湯けむりの中の焼鳥茶屋「よし鳥」 – 浴衣で気軽に立ち寄れる

箱根小涌園ユネッサン内にあり、湯上がりにそのまま立ち寄れる気軽さが魅力。温泉と焼鳥の幸せな組み合わせを体験できます。

• 場所・基本情報：
  • 箱根小涌園ユネッサン 迎賓館 1階
  • 営業時間：11:30～15:00 / 17:30～22:00 （ユネッサンの営業に準ずる）
  • 参考：食べログ
• 推しポイント：
  • 浴衣でOK: 温泉情緒そのままに、リラックスして焼鳥を楽しめます。
  • 必食メニュー:
    • 「湘南地鶏ねぎま」タレ焼き: 甘辛いタレと鶏の旨味が絶妙。
    • 「塩せせり」: 温泉塩を使用し、後味すっきり。通好みの味わい。

---

4. ビール党に捧ぐ「GORA BREWERY & GRILL」 – クラフトビールとのマリアージュ

自家醸造のクラフトビールと、それに合わせたグリル料理が楽しめるお店。特にビール好きにはたまらない一軒です。

• 場所・基本情報：
  • 強羅駅から徒歩8分
  • 営業時間：11:30～20:30
  • 定休日：なし
  • 席数：48席
  • 参考：公式サイト
• 推しポイント：
  • 自家醸造ビール: 館内で造られるフレッシュな「W-IPA」は必飲。
  • 「山椒香る鶏串」: ビールの苦味と山椒のシビ辛さが織りなす、無限ループの美味しさ。
  • 絶景の「ツリーハウス席」: 夕焼けを眺めながらの一杯は格別。SNS映えも間違いなし。

---

5. 立ち飲みで気軽に一杯「HAKONE TENT BAR」 – 旅人と交流できるゲストハウスバル

強羅駅近くのゲストハウスに併設された立ち飲みバー。旅の情報交換をしながら、気軽に焼鳥とお酒を楽しめます。

• 場所・基本情報：
  • 強羅駅から徒歩2分
  • 営業時間：17:00～22:00
  • 定休日：不定休
  • 参考：公式サイト
• 推しポイント：
  • “0.5次会”に最適: メインの食事の前に軽く一杯、という使い方にも便利。
  • お手頃価格: おつまみサイズの「鶏スキュア」は1本200円からとリーズナブル。
  • 国際色豊かな出会い: ゲストハウス併設ならではの、旅人同士の交流も楽しめます。
  • 宿情報: 全室大文字山眺望、源泉かけ流しのにごり湯が楽しめるゲストハウスです。

---

6. 観光客の味方「たび屋」 – 遅めの夕食や野菜補給に

強羅いろは坂下に位置し、観光で遅くなった日の夕食にも対応してくれるお店。野菜を使った創作串も人気です。

• 場所・基本情報：
  • 強羅いろは坂下
  • 営業時間：17:30～22:30
  • 参考：公式サイト
• 推しポイント：
  • 自家製ベーコンのピザ: 焼鳥以外のメニューも充実。
  • 「彩り串」: 箱根西麓野菜を巻いたヘルシーな串は、野菜不足を感じた時に嬉しい一品。
  • 大文字焼きの特等席: 例年8月16日の大文字焼き当日は、テラス席が絶好の観覧スポットに。早めの予約が必須です。

---

7. 箱根強羅 焼鳥の名店 早見表（2025年5月時点）

店名	営業時間	定休日	平均予算	電話番号	参考情報
やきとり家 だいご匠	17:30～22:00	不定休	約4,500円	0460-83-9655	公式サイト
駒（Koma）	19:00～24:00	月曜日	約4,000円	0460-82-1301	楽天ぐるなび
よし鳥	11:30～15:00 / 17:30～22:00	ユネッサン準拠	約3,800円	0460-82-5111	食べログ
GORA BREWERY & GRILL	11:30～20:30	なし	約5,000円	0460-83-8107	公式サイト
HAKONE TENT BAR	17:00～22:00	不定休	約3,500円	0460-83-8021	公式サイト
たび屋	17:30～22:30	不定休	約4,000円	0460-83-8008	公式サイト

8. モデルコース提案：強羅で焼鳥を満喫する1泊2日

1日目

• 15:00　宿にチェックイン後、強羅公園を散策
• 17:30　**「やきとり家 だいご匠」**で一次会スタート！「おまかせ8本セット」と地酒「箱根山 純米」を堪能。
• 19:30　**「GORA BREWERY & GRILL」**へ移動。ハーフパイントのクラフトビールを2杯ほど楽しむ。
• 20:30　宿に戻り、貸切露天風呂で今日の余韻に浸る。
• 22:00　小腹が空いたら**「HAKONE TENT BAR」**で軽く一杯、旅の夜を締めくくる。

2日目

• 8:30　 チェックアウト後、彫刻の森美術館でアートに触れる。

---

9. 箱根強羅の焼鳥を120%楽しむための5ヵ条

1. 夕方16時の電話確認は必須！ 急な臨時休業も。確実に入店するために、事前に電話で営業確認を。
2. 串は「塩」から「タレ」の順で味わうべし。 まずは素材の味を塩で楽しみ、次に濃厚なタレへ。舌をリセットしながら、旨味のグラデーションを感じましょう。
3. 地酒かIPAで、脂を爽やかに流す。 強羅の水は比較的硬度が高め。キレのある地酒や苦味の効いたIPAビールが、焼鳥の脂と絶妙にマッチします。
4. 〆は親子丼か鶏スープで、胃に優しく。 最後まで鶏料理を堪能しつつ、翌朝の胃もたれを防ぎましょう。
5. 雪の日は送迎の有無をチェック！ 強羅の坂道は、雪が積もると想像以上に急勾配に。「たび屋」など、一部送迎可能な店舗もあります。

---

10. まとめ – 温泉と炭火焼鳥、最高の夜を強羅で

「温泉で体をほぐし、炭火焼鳥で心を締める」──これぞ、地元を知る人ぞ知る箱根強羅の夜の過ごし方です。

まずは王道の**「やきとり家 だいご匠」で魂を揺さぶる一本を味わい、「駒」や「よし鳥」で職人技の世界に浸る。そして「GORA BREWERY & GRILL」のクラフトビールや「HAKONE TENT BAR」**のような立ち飲みバーで、旅の余韻を重ねていく。

この記事でご紹介した実力派の7軒を押さえておけば、もう“夜ごはん難民”になる心配はありません。次の箱根旅行では、温泉と焼鳥の無敵コンボで、心も体もリフレッシュしてください。最高の美食体験が、あなたを待っています。