やきとり家 だいご匠 箱根強羅 四季折々の景観の居酒屋で焼き職人の絶品を味わえる

強羅で出会う大文字焼きと焼鳥にまつわる職人たちの物語

箱根強羅の夕暮れ時、窓から見える明星ヶ岳の山肌と共に香ばしい焼鳥の香りが漂う…そんな特別な体験ができる場所を知っていますか?毎年8月16日に開催される「箱根強羅温泉大文字焼」は、1921年(大正10年)から続く伝統行事。明星ヶ岳に浮かび上がる巨大な「大」の文字と打ち上げ花火の競演は、箱根の夏の風物詩として多くの人々に愛されています。

地元の方々に愛され続ける飲食店では、こだわりの食材を使った料理と、その日の気分に合わせて選べる豊富な日本酒が楽しめます。大きな窓から眺める箱根の山々と夜景が、何とも言えない贅沢な時間を演出してくれます。

「炭火で一本一本丁寧に焼き上げる音」「職人が真剣な眼差しで焼き加減を見極める姿」「最高の瞬間に出される焼きたての一本」…どれも忘れられない記憶です。

この記事では、強羅で出会った絶品グルメと大文字焼きの絶景、そしてそれを支える職人たちの物語をお届けします。箱根旅行を計画中の方も、地元の隠れた名店を探している方も、きっと新しい発見があるはずです。

箱根強羅温泉大文字焼とは?歴史と魅力を知る

箱根の夏を彩る伝統行事「箱根強羅温泉大文字焼」は、毎年8月16日に開催される、箱根三大祭りの一つに数えられる重要な行事です。

大文字焼きの歴史と由来

1921年(大正10年)、当時はまだ皇太子殿下だった昭和天皇が強羅にお見えになった際、青年有志が殿下をお慰めするために始めたのが起源とされています。その翌年から、有縁無縁の霊を慰めるうら盆の送り火として地域全体で行うようになりました。

強羅温泉の正面に位置する明星ヶ岳(標高924m)の頂上付近で、長さ約3メートル程の箱根女竹(篠竹)で350の束を作り、「大」の字が大きく描かれるよう、文字の輪郭に沿って等間隔に立てます。一筋の花火を合図に点火され、点が線、文字となり、美しく「大」の火文字が浮かび上がります。

大文字焼きの見どころ

はじめはぽつぽつと炎の点が現れはじめ、次第に点が線になり、大の字となって、夜空に浮かび上がります。文字が焼け終わるのはわずか40分程度ですが、青年会のメンバーは2ヶ月をかけて準備します。

また、大文字焼を彩るように打ち上げられる花火はスターマインと呼ばれる速射連発花火を中心に、仕掛け花火やナイアガラなど約2,000発が打ち上げられ、見応え十分。箱根の夏の夜空を華やかに彩ります。

箱根強羅温泉大文字焼 開催情報

・開催日:毎年8月16日
・点火時間:19時30分
・会場:強羅温泉全域(明星ヶ岳)
・アクセス:箱根登山鉄道強羅駅すぐ
・備考:小雨決行、荒天の場合は延期

おすすめ観賞スポット

強羅公園:強羅駅から徒歩5分とアクセスが良く、公園内の高台からは遮るものがなく大文字焼の全景を眺めることができます。特に噴水広場周辺が人気です。

早雲山駅周辺:箱根ロープウェイの早雲山駅は、強羅周辺よりも若干高所にあり、なおかつ大文字焼が浮かぶ明星ヶ岳を真正面から眺められるのが人気の秘密です。

強羅駅周辺:駅周辺には屋台なども出るので、気軽にお祭りのにぎやかさを楽しめます。

大文字焼き鑑賞後に訪れたい!強羅の絶品グルメスポット

大文字焼きで感動した後は、強羅ならではの美味しいグルメで旅の思い出を締めくくりましょう。地元食材を活かした料理を提供する、おすすめのお店をご紹介します。

老舗の名物「田むら銀かつ亭 本店」

昭和47(1972)年創業の「田むら銀かつ亭 本店」は、地元の人々や観光客に愛され続けている名店です。看板メニューは、箱根名物「豆腐かつ煮」(単品1,430円、定食1,738円/各税込)。

地元の豆腐店「銀豆腐」の特注豆腐に豚ひき肉を挟み、米油でヘルシーに揚げ、土鍋で卵とじにした一品は、熱々でジューシーな味わいが特徴。老若男女問わず愛されています。大文字焼鑑賞後の夕食にぴったりです。

箱根唯一のブリュワリー「GORA BREWERY PUBLIC HOUSE」

手づくりにこだわり、個性豊かなクラフトビールと地元の食材を組み合わせた料理でもてなしてくれる「GORA BREWERY PUBLIC HOUSE」。箱根で唯一のローカルブリュワリーとして、地元の天然水を使いビールをお店の施設内で醸造しています。

グリルで豪快に焼き上げ、肉の旨みを存分に楽しめる「A4黒毛和牛リブロースステーキ」や、国産小麦で香り豊かに仕上げた「マルゲリータ」など、ビールとの相性も抜群の料理が揃っています。毎日異なる4種類のクラフトビールを120mlずつ楽しめるテイスティングセットも用意されており、ビール愛好家にはたまりません。

本格懐石料理なら「懐石料理 花壇/強羅花壇」

特別な夜には、「懐石料理 花壇」がおすすめです。昭和初期に建てられた旧閑院宮別邸という歴史ある建物で、上質な懐石料理が楽しめます。

全国各地より厳選された食材を一品一品丁寧に仕上げ、素材本来の旨味を引き出しています。メニューは月替わりとなっており、四季折々の旬の食材をお楽しみいただけます。かつて晩餐会が開かれたダイニングや趣のある個室があり、窓外から見える日本庭園や箱根連山の風景に四季の美しい移ろいを感じられます。

世界的シェフがプロデュース「ITOH DINING by NOBU」

世界的に有名なスーパーシェフ、松久信幸氏と、オーナーシェフ伊藤啓輔氏が華麗にコラボレーションした鉄板焼きレストラン「ITOH DINING by NOBU」

シェフたちが厳選した神戸牛や相模湾のシーフード、箱根近郊で採れた旬の野菜などを使用した和のエッセンスが効いたメニューが豊富です。おすすめは、特選の黒毛和牛、相模湾の魚介類、箱根西麓野菜をふんだんに使用した「特選黒毛和牛ステーキランチ」。また、NOBUこと松久信幸氏の代表するシグニチャーディッシュ「銀だらの西京焼き」も必ず食べておきたい一品です。

地元で愛される強羅の焼鳥屋で味わう!絶品つくねと地酒の秘密

強羅エリアには、地元民に長年愛され続ける焼鳥の名店があります。職人技が光るつくねは、訪れる観光客をも虜にしている逸品です。

「やきとり家 だいご匠」で味わう職人の技

強羅エリアでの夜、本格的な焼鳥を堪能したいなら「やきとり家 だいご匠」https://yakitori-daigotakumi.com/)も訪れたい選択肢のひとつです。

厳選された国産鶏を使用し、紀州備長炭で丁寧に焼き上げる職人の技が光る焼鳥の数々。素材本来の味わいを引き出す絶妙な焼き加減は、一本一本に魂が込められています。

特に人気の「つくね」は、鶏ひき肉に軟骨を練り込み、ふわっとした食感に仕上げた逸品。口の中でほろりと崩れる柔らかさと、軟骨のコリコリとした食感のコントラストが楽しめます。創業以来継ぎ足しで熟成されてきた秘伝のタレは、醤油、みりん、酒、砂糖を絶妙なバランスで配合しています。

塩焼きには特製の岩塩を使用し、素材本来の旨味を引き出しています。定番の「ねぎま」や「もも」「せせり」など、様々な部位の焼鳥が楽しめ、一本一本に職人の技が光ります。

地酒とのペアリングで至福のひととき

神奈川県内の酒蔵から厳選された日本酒との相性も抜群。その日の焼鳥に合わせた地酒を楽しめるのも魅力のひとつ。箱根の湧水で仕込まれた日本酒は、焼鳥の脂と香りを引き立てる名脇役となっています。

特に「いづみ橋」などの神奈川県産の日本酒は、つくねの脂との相性が抜群。実際に、つくねを一口噛んだ後に地酒を少し含むと、口の中で絶妙なハーモニーが奏でられます。肉の旨みと地酒の香りが溶け合い、まるで箱根の自然そのものを感じるような深い味わいが広がります。

地元の食材を活かした創作料理も充実しており、新鮮な野菜を使ったサラダや、地元の名物を取り入れた一品料理も楽しめます。

営業時間と予約について:

ランチ営業は水曜日・木曜日・金曜日・土曜日のみとなっています。定休日は不定休のため、訪問前に確認されることをおすすめします。大文字焼き鑑賞後の夕食としても人気があるため、特に8月16日前後は早めの予約がおすすめです。

強羅の蕎麦屋で味わう職人の技「箱根そば 五代福庵」

強羅駅から徒歩1分の場所にある、100年以上の歴史を誇る老舗蕎麦店「箱根そば 五代福庵」。北海道深川市多度志町産の玄ソバをベースに、つなぎを一切使わない十割蕎麦が楽しめます。

おすすめメニューの1つは「天せいろ」(単品2,600円/税込)。えびやなすのほか、季節に合わせた野菜の天ぷらが楽しめます。もう1つのおすすめは「石焼鴨せいろ」(単品2,800円/税込)。近江産の上質な鴨肉を使用し、臭みやクセがほどんどなく、脂身と肉質が絶品です。

箱根の清らかな水で打たれた蕎麦は、喉越しが格別で、蕎麦本来の風味を存分に楽しめます。長年の経験から生まれる職人技が、一杯の蕎麦に凝縮されています。

箱根旅行で必ず立ち寄りたい!強羅の大文字焼きと美食を同時に楽しむモデルコース

箱根強羅エリアには、観光客があまり知らない地元の人に愛される隠れた名店が数多くあります。大文字焼きと合わせて楽しむ、おすすめのモデルコースをご紹介します。

午前〜昼:強羅公園で自然とアートを満喫

1914年に開園した「強羅公園」は、日本初のフランス式整型庭園。園内の「Cafe PIC」では、噴水池を見下ろせるテラス席で、名物の「強羅園カレー」(1,100円/税込)を楽しめます。1日40食限定の人気メニューです。

午後:箱根彫刻の森美術館でアート鑑賞

日本初の野外美術館「箱根彫刻の森美術館」へ。7万平方メートルにも及ぶ広大な敷地には、近・現代を代表する彫刻家の名作が約120点も常設展示されています。歩き疲れたら、敷地内から湧き出る温泉を利用した「温泉足湯」で休憩するのもおすすめです。

夕方:早めに大文字焼き観賞スポットを確保

強羅公園や早雲山駅周辺など、お好みの観賞スポットへ。毎年約3万5千人の観覧客が訪れ、大変混雑するため、早めに場所を確保することをおすすめします。

夜:大文字焼き鑑賞後は美食で締めくくり

19時30分に点火される大文字焼きと花火を堪能した後は、地元の名店で夕食を。「田むら銀かつ亭」「やきとり家 だいご匠」「箱根そば 五代福庵」など、お好みに合わせて選べます。

大文字焼き鑑賞の注意点:

・大文字焼終了後は、多くの人が一斉に帰路につくため、駅やバス停が大変混雑します。余裕を持った行動を心がけましょう。
・混雑を避けたい場合は、当日に強羅の旅館に宿泊するプランもおすすめです。
・小雨決行となりますが、荒天の場合は中止となることがあります。最新の情報は、箱根町観光協会の公式サイトで確認しましょう。
・当日は強羅駅周辺の道路で交通規制が行われます。車での来場は控え、箱根登山鉄道などの公共交通機関を利用するのが安心です。

まとめ:強羅で出会う伝統と美食の物語

箱根強羅の大文字焼きは、100年以上の歴史を持つ伝統行事。明星ヶ岳に浮かび上がる巨大な「大」の文字と打ち上げ花火の競演は、箱根の夏の風物詩として多くの人々に愛されています。

そして、大文字焼きと共に楽しみたいのが、強羅エリアに点在する名店の数々。老舗の豆腐かつ煮から、箱根唯一のクラフトビール、本格懐石料理、職人技が光る焼鳥、そして歴史ある蕎麦店まで、多彩なグルメスポットが旅を彩ります。

地元の食材を活かした料理と、職人たちの技が織りなす味わい。それは観光ガイドには載っていない、本物の箱根の魅力です。

箱根・強羅を訪れたなら、ぜひ大文字焼きの感動と、地元で愛される美食の両方を体験してください。伝統と職人の技が織りなす特別な時間が、きっと旅の思い出に深く刻まれることでしょう。

炭火の音、職人の手さばき、地酒の香り、そして夜空に浮かぶ炎の文字。五感全てが満たされる贅沢な時間が、ここ強羅にはあります。

だいご匠 箱根強羅

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