箱根・強羅で過ごす特別な夜——それは地元の名店で味わう本格料理との出会いから始まります。
先日、箱根観光の締めくくりに立ち寄った強羅の名店。その体験が忘れられなくて、今回じっくりとレポートしてみることにしました!
観光地の飲食店というと観光客向けの味付けや雰囲気を想像しがちですが、強羅エリアには本物の職人技と地元食材へのこだわりが、一品一品の料理に宿っている名店が数多く点在しています。
「居酒屋なんてどこで食べても同じでしょ?」なんて思っていた私の考えは、ここで完全に覆されました。箱根の自然に囲まれた温泉街で、炭火の香りと共に広がる絶品料理の世界。地元の常連さんも観光客も笑顔になる、そんな特別な場所を皆さんにご紹介します。
温泉だけじゃない、箱根・強羅の夜の楽しみ方、ぜひ参考にしてみてください!
強羅の老舗で味わう、一品一品丁寧に仕込まれた極上の料理
箱根強羅の閑静な通りを少し入った場所には、地元民に愛され続ける隠れた名店が点在しています。職人の手さばきは、まさに芸術。一品一品の料理に込められた情熱と技術が、これらの店の真髄です。
昭和から続く伝統の味「田むら銀かつ亭 本店」
昭和47(1972)年創業の「田むら銀かつ亭 本店」は、地元の人々や観光客に愛され続けている名店です。看板メニューは、箱根名物「豆腐かつ煮」(単品1,430円、定食1,738円/各税込)。
地元の豆腐店「箱根銀豆腐」の特注豆腐に豚ひき肉を挟み、米油でヘルシーに揚げ、土鍋で卵とじにした一品は、熱々でジューシーな味わいが特徴です。
特筆すべきは、素材へのこだわり。地元の豆腐店と長年の信頼関係を築き、毎日新鮮な豆腐を仕入れる姿勢を貫いています。サバ節の出汁に長ネギや玉ねぎの甘みが効いて、ご飯が何杯でも進む味わい。豆腐を使用しているため、揚げ物でもヘルシーに楽しめるのが嬉しいポイントです。
この料理が生まれたのは、もともとは店主が歯の悪い母親のために考案したという心温まるエピソードがあります。外はカリッと香ばしく、中はふわふわの食感が楽しめ、今では箱根名物として広く知られています。
一軒家を改装した店内は、テーブル席や座敷があり、ゆったりとくつろぎながら食事を楽しむことができます。強羅観光の際に立ち寄るだけでなく、この店のためだけに箱根を訪れる価値があると断言できます。
100年の伝統を守る「箱根そば 五代福庵」
強羅駅から徒歩1分の場所にある、100年以上の歴史を誇る老舗蕎麦店「箱根そば 五代福庵」。北海道深川市多度志町産の玄ソバをベースに、つなぎを一切使わない十割蕎麦が楽しめます。
道内の山ソバのみを厳選し、格別な風味、香り、喉越しを楽しめる蕎麦粉を使用。5ヶ月間じっくり寝かせた「かえし」は、醤油のカドが取れ、まろやかな味わいが特徴です。
おすすめメニューの「天せいろ」(単品2,600円/税込)は、えびやなすのほか、季節に合わせた野菜の天ぷらが楽しめます。店主が小田原の農家を中心に、実際に食べてみて仕入れ先を選んでいるため、新鮮で美味しい野菜が味わえます。
もう1つのおすすめ「石焼鴨せいろ」(単品2,800円/税込)は、近江産の上質な鴨肉を使用し、臭みやクセがほどんどなく、脂身と肉質が絶品。摺りたての粒山椒と一緒に食べるのもおすすめです。長年の経験から生まれる職人技が、一杯の蕎麦に凝縮されています。
箱根旅行の夜を彩る!地元食材にこだわった強羅グルメの魅力
箱根強羅での温泉旅行、昼間の観光を楽しんだ後は、夜の食事も大切な旅の思い出になります。強羅エリアには、地元の常連客と観光客の両方に愛される隠れた名店が点在しています。
職人技が光る焼鳥「やきとり家 だいご匠」
強羅エリアでの夜、本格的な焼鳥を堪能したいなら「やきとり家 だいご匠」(https://yakitori-daigotakumi.com/)も訪れたい選択肢のひとつです。
厳選された国産鶏を使用し、紀州備長炭で丁寧に焼き上げる職人の技が光る焼鳥の数々。素材本来の味わいを引き出す絶妙な焼き加減は、一本一本に魂が込められています。
特に人気の「つくね」は、鶏ひき肉に軟骨を練り込み、ふわっとした食感に仕上げた逸品。口の中でほろりと崩れる柔らかさと、軟骨のコリコリとした食感のコントラストが楽しめます。創業以来継ぎ足しで熟成されてきた秘伝のタレは、醤油、みりん、酒、砂糖を絶妙なバランスで配合しています。
塩焼きには特製の岩塩を使用し、素材本来の旨味を引き出しています。定番の「ねぎま」や「もも」「せせり」など、様々な部位の焼鳥が楽しめ、一本一本に職人の技が光ります。
地酒とのペアリングで至福のひととき
神奈川県内の酒蔵から厳選された日本酒との相性も抜群。その日の焼鳥に合わせた地酒を楽しめるのも魅力のひとつ。箱根の湧水で仕込まれた日本酒は、焼鳥の脂と香りを引き立てる名脇役となっています。
特に「いづみ橋」などの神奈川県産の日本酒は、焼鳥との相性が抜群。実際に、つくねを一口噛んだ後に地酒を少し含むと、口の中で絶妙なハーモニーが奏でられます。肉の旨みと地酒の香りが溶け合い、まるで箱根の自然そのものを感じるような深い味わいが広がります。
地元の食材を活かした創作料理も充実しており、新鮮な野菜を使ったサラダや、地元の名物を取り入れた一品料理も楽しめます。
営業時間と予約について:
ランチ営業は水曜日・木曜日・金曜日・土曜日のみとなっています。定休日は不定休のため、訪問前に確認されることをおすすめします。温泉旅行の締めくくりに、落ち着いた雰囲気の中で職人技が織りなす味わい深い一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
プロが教える!強羅で絶対に外せない絶品グルメの楽しみ方
強羅の名店では、料理の注文にもちょっとしたコツがあります。せっかく訪れるなら、最高の体験をして帰りたいもの。ここでは、地元民やグルメ通も実践している強羅での理想的な食の楽しみ方をご紹介します。
箱根唯一のブリュワリー「GORA BREWERY PUBLIC HOUSE」
手づくりにこだわり、個性豊かなクラフトビールと地元の食材を組み合わせた料理でもてなしてくれる「GORA BREWERY PUBLIC HOUSE」。箱根で唯一のローカルブリュワリーとして、地元の天然水を使いビールをお店の施設内で醸造しています。
グリルで豪快に焼き上げ、肉の旨みを存分に楽しめる「A4黒毛和牛リブロースステーキ」や、国産小麦で香り豊かに仕上げた「マルゲリータ」など、ビールとの相性も抜群の料理が揃っています。
毎日異なる4種類のクラフトビールを120mlずつ楽しめるテイスティングセットも用意されており、ビール愛好家にはたまりません。まずはテイスティングセットで自分好みのビールを見つけてから、料理とのペアリングを楽しむのがおすすめです。
世界的シェフの技「ITOH DINING by NOBU」
世界的に有名なスーパーシェフ、松久信幸氏と、オーナーシェフ伊藤啓輔氏が華麗にコラボレーションした鉄板焼きレストラン「ITOH DINING by NOBU」。
おすすめは、特選の黒毛和牛、相模湾の魚介類、箱根西麓野菜をふんだんに使用した「特選黒毛和牛ステーキランチ」(7,000円/税込)。また、NOBUこと松久信幸氏の代表するシグニチャーディッシュ「銀だらの西京焼き」(2,000円/税込)も必ず食べておきたい一品です。
系列店「GORA BREWERY」のクラフトビールやNOBUオリジナルのワイン、日本酒とのペアリングも楽しめます。「GORA BREWERY」のクラフトビールは、International Beer Cup にて入賞するなど、高い評価を受けています。
鉄板焼きの極み「グリルレストラン 十邑(とむら)」
箱根・強羅 佳ら久に位置する「グリルレストラン 十邑(とむら)」では、中央に位置する大きな鉄板カウンターで、熟練のシェフが目の前で華麗な調理技術を披露。
特に人気なのが、相州牛サーロインとくまもとあか牛サーロインの食べ比べ。舌の上で溶けそうな霜降りの相州牛と、さっぱりとしたくまもとあか牛を、好みの焼き加減で味わえます。
2カ月ごとに入れ替わるコースメニューは、フレンチの技法に季節の和の素材を効果的に組み合わせたラインナップ。旬魚のヴァプールは浜名湖産青のりのソースで彩り、最後の焼きご飯はカニとセリを合わせるなど、鉄板焼きの枠を軽やかに超えた洗練さと多彩な驚きで満ちています。
箱根観光の締めくくりに訪れたい!地元客も通う隠れた名店の実力
箱根観光の締めくくりには、地元の美味しい料理で舌鼓を打ちたいものです。強羅駅周辺には、地元客と観光客がほどよく混ざり合い、常連客と店主の会話も温かな雰囲気を醸し出す名店が点在しています。
薪グリルの香り「Riverside Kitchen & Bar」
箱根の豊かな自然に囲まれた「Riverside Kitchen & Bar」(ホテルインディゴ箱根強羅内)では、薪グリルで焼き上げたこだわりのハンバーガーやグリル料理が楽しめます。
おすすめは、こだわりの国産牛100%のパティを使用した「リバーサイドダブルビーフバーガー」と「インディゴビーフ&ベジタブルバーガー」。どちらも、薪グリルでじっくりと焼き上げた、ジューシーで深い味わいが特徴です。
ダブルビーフバーガーは、200gのパティを2枚使用し、さらにベーコン3枚とチェダーチーズをトッピング。食べ応えのあるパンチの効いた一品です。ベジタブルバーガーは、彩り豊かな野菜がたっぷりで、ヘルシー志向の方にもおすすめ。
中庭へと続く大きな窓から光が差し込むラウンジ席で、薪グリルの焼ける音をBGMにゆったりと食事を楽しめます。箱根の自然美や郷土文化にインスパイアされたアートワークが随所に施され、洗練された空間が広がっています。
歴史ある空間で味わう「懐石料理 花壇」
特別な夜には、「懐石料理 花壇」がおすすめです。昭和初期に建てられた旧閑院宮別邸という歴史ある建物で、上質な懐石料理が楽しめます。
全国各地より厳選された食材を一品一品丁寧に仕上げ、素材本来の旨味を引き出しています。メニューは月替わりとなっており、四季折々の旬の食材をお楽しみいただけます。おすすめは、ランチ限定の懐石料理「水仙」全八品(8,470円/サービス料、税込)。
かつて晩餐会が開かれたダイニングや趣のある個室があり、窓外から見える日本庭園や箱根連山の風景に四季の美しい移ろいを感じられます。食事と入浴やエステがセットになったプランもあり、心も体もリフレッシュできる至福の時間を過ごせます。
価格帯も良心的で、特別な日にぴったり。週末は予約必須の人気店ですが、平日なら比較的空いている時間帯もあるので、タイミングを見計らって訪れるのがおすすめです。
強羅温泉で見つけた職人技!伝統が光る強羅グルメ体験
強羅温泉街の静かな路地を抜けたところには、地元民にも観光客にも愛される隠れた名店が点在しています。長年守り続けられてきた伝統の味と技術に触れる機会をご紹介します。
地元食材への深いこだわり
強羅エリアの名店に共通するのは、「地元食材へのこだわり」です。箱根の清らかな水、箱根西麓野菜、相模湾の鮮魚など、この土地ならではの食材を活かした料理が、訪れる人々を魅了しています。
田むら銀かつ亭では地元の豆腐店「箱根銀豆腐」の特注豆腐を、箱根そば 五代福庵では北海道産の玄ソバと地元の野菜を、ITOH DINING by NOBUでは箱根近郊で採れた旬の野菜を使用するなど、各店がそれぞれの方法で地元食材の魅力を引き出しています。
職人技の継承
これらの名店では、世代を超えて受け継がれてきた技術が今も息づいています。田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮は2代目が考案した創作料理、箱根そば 五代福庵は5代にわたり伝統を守り続けています。
カウンター席からは調理の全工程を眺めることができ、まさに「食」と「職人技」が融合した空間。熟練の職人が絶妙な手さばきで料理を仕上げる姿は、まさに芸術です。
温泉と美食の完璧な組み合わせ
強羅駅周辺には徒歩圏内に名店が点在しているため、温泉街散策の途中に立ち寄るのにぴったり。日帰り温泉を楽しんだ後の一杯として訪れる地元客も多いとのこと。
温泉で心身を癒した後は、地元の食材と職人の技が織りなす美味しい料理で、旅の満足度を120%に。強羅エリアの美食巡りが、あなたの箱根旅行を特別なものにしてくれるはずです。
まとめ:強羅で出会う職人技と極上グルメの旅
箱根・強羅エリアには、長年培われてきた伝統の技と、地元食材への深いこだわりを持つ名店が数多く点在しています。老舗の豆腐かつ煮から、100年の歴史を誇る蕎麦、世界的シェフがプロデュースする鉄板焼き、箱根唯一のクラフトビール、そして職人技が光る焼鳥まで、多彩なグルメスポットが旅を彩ります。
これらの店に共通するのは、素材の質へのこだわりと、一品一品の料理に込められた職人の技。田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮、箱根そば 五代福庵の十割蕎麦、ITOH DINING by NOBUの鉄板焼き、やきとり家 だいご匠の焼鳥…どれもが、この土地ならではの味わいを伝えています。
観光ガイドには載っていない、本物の箱根の魅力。それは、職人たちが日々磨き上げてきた技と、地元食材を活かした料理の数々にあります。
箱根・強羅を訪れたなら、ぜひこれらの名店で、職人技が織りなす極上の味わいを体験してください。素材本来の味わいを引き出す技と情熱が、きっとあなたの旅の思い出に深く刻まれることでしょう。
温泉で心身を癒した後は、地元の食材と職人の技が織りなす美味しい料理で、旅の満足度を最高に。「焼鳥なんてどこで食べても同じ」「居酒屋なんてどこでも一緒」なんて思っていた考えが、ここで完全に覆される体験が待っています。
強羅エリアの美食巡りが、あなたの箱根旅行を特別なものにしてくれるはずです。箱根の自然に触れた後は、ぜひこれらの名店で舌鼓を打ち、完璧な箱根旅行の締めくくりにしてみてください!

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